火災の原因は「放火」が5,612件で最も多く、次いでコンロが4,694件、タバコが4,475件の順となっています。
放火を防ぐためには、放火犯を近づけさせないなど「放火をさせない環境を作る」とともに、放火をしようとされた瞬時に炎センサーで検知し、初期対応をすることが重要です。
◆塀や鉄柵で囲み敷地内へ勝手に入ってこられないようにする。
◆道路から見通しが悪くないかどうか確認し、見通しが悪い場合には改善する。
(植木の剪定を行う、塀の高さを低くする等)
◆夜間の死角をなくすため防犯灯を設置し、一定以上の明るさを保つ。
(水平面照度が3ルクス以上であることを推奨します。)
◆人がエリア内に入ったら自動的に点灯し、いなくなったら自動的に消灯するように人感ライトを設置する。
◆古新聞・古雑誌、段ボール箱などの放火されやすい物を建物の外に置かない。
◆外周警備システムを導入し、夜間に敷地内へ入られたのをすぐに検知できるようにする。
赤外線センサーで侵入者を検知し、その場でベル・サイレンなどで威嚇撃退するとともに、あらかじめ設定した管理者などの通報先へ自動通報するようにする。
①赤外線センサーで敷地内への侵入者を検知。赤外線センサーは検知する距離により選択します。4段ビームすべてを同時に遮断しないと検知しない仕組みのため、木の葉や動物などによる誤作動を防ぐことができます。
②炎センサーが10m先の7㎝の炎の段階で検知。ライターをつけたら瞬時にその場で音声メッセージにより威嚇します。
③光やサイレン、音声で威嚇。侵入者に外周段階で犯罪を諦めさせます。
④自主機械警備システムNEXTがあらかじめ設定した通報先5箇所へメール送信。直後に音声通報を行います。
⑤防犯カメラやi-NEXTとの連動により画像で確認できるとより安心です。