犯罪事情
声掛けなど性犯罪前兆事案、過去最多 鹿県警 |
2015/01/30 南日本新聞より抜粋
県内の犯罪、戦後最少1万503件 昨日 |
県警は昨年の県内の犯罪概況をまとめた。刑法犯の認知件数は1万503件(前年比101件減)で戦後最少を記録。全体の検挙率は41.7%で前年を4.2ポイント上回ったが、殺人や強盗などの凶悪犯罪の検挙率は82.6%で、前年を10.6ポイント下回った。
認知件数が減ったことについて、県警は「地域ボランティアによる防犯活動の活性化や、自転車盗を中心とした窃盗事件の抑え込みが要因」と分析している。窃盗犯は8485件で、前年比で223件減少。このうち自転車盗などの乗り物盗は2691件で、216件減少している。
凶悪犯罪は、殺人11件(同1件増)、強盗15件(同8件減)、放火7件(同6件減)、強姦(ごうかん)13件(同1件減)、強制わいせつ46件(同21件増)など計92件で、前年に比べて4件増えた。このうち、容疑者を検挙したのは76件(同6件減)で、殺人と放火は全ての事件で検挙した。
県警刑事企画課は「住民の防犯意識の高まりが、刑法犯の減少や検挙率の上昇を後押ししている。今後も安心、安全なまちづくりに努めたい」としている。
読売新聞より抜粋
北薩ブロックに死亡事故多発警報 8日間で3人犠牲 |
鹿児島県は4日、1月27~2月3日の8日間に3件3人の交通死亡事故が多発した北薩ブロックに、交通死亡事故多発警報を出した。県内の今年の交通事故死亡者は4日午後3時現在、11人に上り、昨年1、2月の2カ月間の9人をすでに上回った。
ブロック警報は、今年初めて。3件中2件はさつま町で起きた。13日まで県や市町は事故抑止を広報、県警は交差点での街頭監視などを徹底する。
県警交通企画課によると、昨年1、2付はゼロだった飲酒運転による死亡事故が、今年は3件発生。3日の出水市の事故では、歩行者をはねた男性会社員が酒気帯び運転をしたとして逮捕された。県警は検問を増やし、取り締まりを強化する。
県内の死者11人のうち、歩行中に亡くなった5人全員が夜間にはねられ、反射材を付けていなかった。はねた車のライトもすべて下向きだった。
篠原正幸・県くらし安全対策監は「昨年秋から死亡事故が減らない。緊張感をもった運転や横断を心掛けてほしい」と話している。
南日本新聞より抜粋